今日が給料日という方も多いのではないでしょうか?
そして新社会人にとっては待ちに待った初任給!
どきどきワクワクの方も多いと思います。
今回はそんな初任給の平均とその使い道について書いていきます。
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初任給の平均は?
あくまでも平均で地域や業種等でも初任給は異なってくるため、この数字に一喜一憂する必要はありません。
厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)によると初任給の男女計平均は下記の通りです。
大学院修士課程修了 | 238,900円 | 0.1%増 | |
大学卒 | 210,200円 | 1.7%増 | |
高専・短大卒 | 183,900円 | 1.4%増 | |
高校卒 | 167,400円 | 1.4%増 |
いずれの学歴でも前年を上回る結果となっていました。
今回は学歴別の初任給ですが、企業規模別・産業別の初任給についても調査結果があります。
気になる方は下記の厚労省のHPをみてみてください。
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
初任給の使い道
続いて初任給の使い道について書いていきます。
よく上位に上がるのは……
生活費に充てる・貯金・親へのプレゼント・自己投資といったところです。
①生活費に充てる
社会人になって一人暮らしを始めた方も、実家から通勤している方もまずは生活費に充てるのが基本です。
「生活費に充てる」とはいえ環境の変化でまだ1ヵ月あたりの支出について把握しきれないはずです。
まずは『収入に見合ったライフスタイルを築く』ためにも、家計簿アプリなどで支出の把握をするところから始めてみてはいかがですか?
始めが肝心!なのでまずは1ヵ月あたりどのくらい支出があるのかを把握したうえで、貯金や自己投資等に回すお金のことを考えていくといいでしょう。
②貯金
将来のライフプラン(車の購入・結婚・住宅購入・出産・老後など)に向けて今から貯金をするという方も多いです。
もちろん貯金をすることは大切ですが、個人的には初任給の時はとりあえず様子見でいいかな?と感じます。
前述したとおり支出がどのくらいかかるか把握しきれないというのがその理由です。
最初に『月●万円貯める!』と目標を掲げるのもいいですが、達成のために我慢をして生活水準を下げるのもよくありません。
まずは支出を把握して月どのくらいなら無理なく貯金できるなと肌感覚を身につける方が後々役に立つと思います。
支出を把握できる前までにやっておくといいのが、福利厚生や使えそうな制度について学ぶことです。
福利厚生でいえば、DCや財形、持ち株といったことがあります。
これらは給与天引きで行うことができ、かつ資産形成からみても税制面で優遇があたりするのでオススメです。
私も新卒で入社した会社には持ち株制度とDC制度があり活用していました。
あとはNISAやつみたてNISA、iDeCoといった制度について自分で調べてみてください。
制度等を学ぶことでどの制度を使っていくら貯金をしていくのかを身につけていくことができます。
③親へのプレゼント
ちなみに私は初任給で両親と祖母を連れてホテルのランチをご馳走しました。
(ディナーはさすがにご馳走できませんでした…。)
今まで育ててくれた感謝の気持ちと社会人になったとはいえ未熟な面もあるのでこれからもよろしくお願いしますと伝えるいい機会だと思います。
今のご時世だと外食も難しいので手紙を添えて何かプレゼントするのもいいでしょう。
④自己投資
最後は自己投資です。
自己投資といっても、まずはそこまで難しく考えずに趣味に使うお金くらいの気持ちでいいと思います。
私の場合はフットサルと読書に費やしてます。
フットサルは年代もバラバラで異業種の方と接するいい機会になっています。
読書は移動時間が長かったりするので、時間を持て余さないようにいつも持ち歩いています。
他にも仕事に慣れてきたら資格試験にチャレンジしてみると仕事をしている時に今までとは違った視点で物事が考えられるようになったり、ふとした時にこれ勉強したやつだ!と役に立つこともあります。
まとめ
今回は初任給とその使い道について書いていきました。
給料をもらい始めることで今まで以上にお金のことについて興味関心が高まります。
そしてお金については知っているか知らないかで大きく差が開くことも多いです。
最近ではSNSやyoutube等で簡単にお金について情報を得ることができるようになっています。
ただ情報を鵜呑みにするのではなく、自分で適切に判断できる知識を身につけることも求められています。
もしお金の知識を身につけたいのならFP(ファイナンシャルプランナー)を取得するのもよし。
また知識を身につけられない!そんな時間はない!という方は誰に・どこに相談をすればいいのかくらいは知っておきましょう。