私には甥っ子が4人と姪っ子が1人います。
今後は子供の金融教育に携わりたいと思っていることもあり、甥っ子姪っ子に協力してもらってどうやったら子どもにお金のことを伝えられるかを試行錯誤しています。
昨年、お年玉をもらったときの提案
昨年、一番上の甥っ子(小学生)にお年玉をもらったタイミングで、もしそのお金の一部を預けてくれたら1年後に増やしてあげるよと提案しました。
その時に銀行に預けたとしたらどのくらい増えるのか、一方で私に預けたらどのくらい増えるのかを話しました。
ちなみに私に預けた場合は年利10%と破格に設定。
この話をしたら親や兄弟が私のも預かってといい始めたので丁重にお断りしました。
それならお金取らずに相談乗るから必要であれば言ってくれればいいんですけどね……。
甥っ子姪っ子といえども、際限なく預かると私も正直辛いので伝えてはいないけど、一応上限金額5~10万くらいで考えています。
そうしたところ、昨年1万円預けるということでお小遣い帳にその旨を書かせて1万円を預かりました。
1年が経った今年のお正月にそのお金をどうするか聞いたところ、特に使う予定もないそうなので、そのまま預けておく+今年の分をさらに1万円預かるということになりました。
初年度だった昨年はとりあえずお金の預ける先を変えたらお金の増え方も変わるんだよという感覚が身につけばいいかなくらいで考えて預かったお金はそのまま私のお財布に入り、特に何もしてませんでした。
下の甥っ子姪っ子はまだ幼稚園児と0歳児なので、やっていませんが小学校に上がったときに私の余裕があれば同じことをしてあげようとは考えています。
今年はステップアップ
今年はそこから少しステップアップしようかと思っています。
預かったお金をどうするか昨年からステップアップしてお金のことを伝えたいと思い、少し考えてみました。
考えたこととしては3つです。
・円をドルにしてみる。
・未単元株を購入する。
・ロボアドバイザーを活用する。
私がこの3つのなかで採用したのは、『ロボアドバイザーを活用する』です。
理由は後述しますので、それぞれどういうことを伝えられるかを考えていきましょう。
円をドルにしてみる。
預かっている2万円を単純にドルに換えることで円の価値が変動する、いわゆる為替について学べます。
1年放置した結果、円安になれば増えますし、円高になれば減ります。
通貨は円だけではないこと、円をほかの通貨に変えるときに手数料がかかること、円の価値が日々変動すること、なぜ変動したのかの経済を考えることができます。
未単元株を購入する。
甥っ子が好きなものから連想される株を購入する。
甥っ子が好きなものといえば、くら寿司やポケモン、任天堂スイッチなどです。
くら寿司の株やポケモン関係の玩具を扱っているタカラトミー、ポケポケで上昇しているDeNA、任天堂といった株の未単元株を購入するのも一つです。
未単元株の場合には、譲渡益はもちろんですが、配当で収入を得られます。
普段自分が使っているものを作っている企業がどんな企業でほかにはどんな製品を作っているのかを知る機会にもなるでしょう。
もしく株を選べない場合には投資信託を活用するのもよいでしょう。
ロボアドバイザーを活用する。
運用をロボアドバイザーに任せるのもいいと思います。
私は今まで使ってこなかったんですが、今回預かったお金をロボアドバイザーに入れてみました。
なぜロボアドバイザーを活用したのかというと、どういったポートフォリオで運用しているのかを参考にしようかなと思ったからです。
また定期的に配信されるコラムといった情報も日頃の相談業務に使えそうなので、そういった情報収集も含めて、ロボアドバイザーを選択しました。
※日頃ロボアドバイザーを顧客に勧めることはあまりありません。
理由としては、口座管理手数料が割高だなと感じるため、それ以外の資産形成のほうがいいと考えているからです。
ちなみに今回口座開設したウェルスナビの管理手数料は預かり資産に対して年率1.1%です。
なお3,000万円を超える部分は年率0.55%です。
長期的に資産運用をしてもらうためにも手数料を割引、長期割といったサービス提供もしています。
ちなみに口座を開設して数日で運用状況はこんな感じです。
とりあえず積立設定キャンペーンで毎月1万円を3か月積み立てることで500円プレゼントがあるそうなので、甥っ子から預かっている残りの1万円とプラス2万円を入れて積立設定を解除し、放置してみようと思います。
果たして1年後にどのくらいになっているのか甥っ子と楽しみたいと思います。