梅雨入りしたかと思えば、一瞬で梅雨が去ってしまったような気温になってますね。
皆さんしっかりと水分補給して熱中症に注意してください。
私は炎天下の中、フットサルをすることもあり、今年はアイススラリーを導入しようとamazonで買ってみました。
皆さんも工夫してこの暑い夏を乗り切りましょう。
さて今回のコラムではこの時期になると支給されるのが賞与がテーマです。
2025年の夏季賞与の平均データとその使い道について考えてみたいと思います。
2025年夏季賞与の平均値とは
帝国データバンクのデータによると夏季賞与は全体で見ると約3割の企業が昨年よりも増加すると回答しています。

理由としては、業績が上がったことによる還元と物価上昇への対策が大きなものとなっています。
ここ最近、日用品が軒並み価格改定されて上がっていて皆さんを悩ませていることだと思います。
しかし物価上昇は悪いことだけではありません。
すべての事業ではありませんが、物価が上がることで収益が上がれば、その分は皆さんの給料や賞与の還元にもつながります。
賞与額で見てみると平均支給額は約45.7万円と昨年よりも1.8万円アップしています。

ボーナスの使い道
皆さんは支給されたボーナスをどのように使っているでしょうか?
一般的なデータでほかの皆さんがどのように使っているのかを見てみましょう。
生活費の補填
割と多くのかたが回答しているのが生活費の補填です。
毎月の収支が赤字だとその分をどこかで補填しなければいけません。
そうなると、どうしてもボーナスがその補填になって消えてしまうというかたも多いです。
こういうかたはできれば、毎月の収支をまずは赤字にせずにやりくりできるようにするのが理想です。
ボーナスで補填するとなると、今まで通りボーナスが支給されればいいですが、必ずしもそういうわけではありません。業績によって増えることもあれば減ることもあります。
もし万が一減ってしまうとなると預貯金の取り崩しが必要になります。そういった自転車操業的な家計だといつまで経っても貯められる家計にはなりません。
夏季休暇の旅行やご褒美
夏季休暇に家族旅行に行くかたはその旅行費に充てるかたも多いのではないでしょうか。
ほかにも買おうと思っていたものをご褒美として買うというかたもいるでしょう。
ローン返済
ローンの返済に充てるかたもいます。
このローンというのが何を指すのかが重要です。
カードローンや住宅ローン、奨学金にカーローンと様々なものがあります。
ローンは負債なのでなるべく早くに返してしまいたいと思うかたも中にはいるでしょう。
しかしローンの種類によっては返済しないほうがいいケースもあります。
返済をしないほうがいいケースとしては借入金利が低金利で推移しているものです。
例えば、奨学金の適用されている金利はそこまで高くありません。
低金利なのであれば、繰り上げ返済をしたとしてもその恩恵はあまりありません。
一方でカードローンなどは適用されている金利は高い傾向にあります。
賞与でローン返済をしようと考えているかたはまずそのローンに適用されている金利を確認したうえでおこないましょう。
貯金や資産運用
金融機関はこの時期になるとよくキャンペーンをおこないます。
例えば下記のようなキャンペーンが実施されています。
金融機関 | 適用金利 |
住信SBI銀行 | 0.80% |
楽天銀行 | 1年:0.6% 2年:0.7% |
ソニー銀行 | 6カ月:0.65% 1年:0.8% |
東京スター銀行 | 6カ月:0.45% 1年:0.91% 3年:0.55% |
個人的にはこういった金融機関にわざわざ口座を開設して預け入れるのであれば、1年以上預けておいてもいいお金ならば国債を買うのも一つです。
5年国債、10年国債であれば今月は1%になっているため、金融機関によるキャンペーンよりも高いです。
ほかにもNISA制度を活用して投資に回すのもいいでしょう。

賞与の使い道を考えてみる
日頃の自分にご褒美を上げてもいいでしょうし、貯金等に回すのもいいでしょう。
また生活費の補填になってしまって余裕がないかたはこれを機に家計の見直しに本腰を入れて貯められるように考えるのもいいでしょう。
もし家計改善を図りたいかたや、賞与を貯めたいけれどもどこに預け入れるのがいいのかなどを知りたいかたはぜひ一度個別相談をご利用ください。
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