前回に引き続きFPフォーラムの研修レポを書いていきます。
ちなみに研修1日目のレポートはこちら。
午前の部
開催当日セミナー講師を務めるかたのプレセミナーを聞いて、フィードバックをおこないました。
私が参加するFPフォーラムでは2回セミナーが開催されます。
2人のセミナー講師がいてそれぞれ異なるセミナーテーマを掲げて開催します。
ここ最近コロナ禍であまりセミナーに参加していなかったので、久々にほかのかたがやっているセミナーを拝聴しました。
その中で自分も気をつけないといけないなと思ったことがいくつかあります。
① 資料
資料の見やすさによって相手への伝わり具合が異なるなというのを実感しました。
私も資料作成は苦手で、どうしても文字の情報量が多くなってしまうのが悩みです。
今回客観的にセミナーを聞いてみて資料が文字ばかりだと見にくく、話している内容よりも資料を読むことに集中してしまい、内容が入ってきづらいと感じました。
図やグラフをうまく取り入れて、文字情報は箇条書きにしたり、ポイントのみを強調して記載したり、工夫することでより伝わりやすい資料作りを心がけようと思います。
また同じ内容のセミナーをおこなうにしても、場合によっては会場セミナーなのか、オンラインセミナーなのかによって資料を分ける必要もありそうです。
② 伝え方
今回のセミナー講師は女性ということで物腰柔らかく、非常に聞き取りやすかったです。
また専門用語もうまく嚙み砕いて伝えており、内容も分かりやすかったのが印象に残っています。
お金の話となるとどうしても専門用語が出てきてしまいます。FPからしたら日ごろから見聞きしていてなじみのある言葉だとしてもお客様からしたら、なじみのない言葉であることが多々あります。
セミナーにしろ、個別相談にしろ、お客様がどの程度知識を有しているかによって言葉遣いに気をつける必要があります。
お客様がどこまで理解しているかを確認するためにも問いかけをして、参加意欲を高めるとともに理解度を確認しながら進めていく必要があるなと感じました。
午後の部
午後は個別相談対応の研修でした。
まずは講師によるアイスブレイクとFP協会が作成した動画を見て、当日の流れや相談風景を見ることでイメージを膨らませます。
次に二人一組のペアになって、ロープレ研修。
といっても本格的なロープレ研修は第三回目の研修にておこなうため、次回どんな感じでロープレをおこなうかの練習程度です。
普段やっている個別相談であれば必要であれば時間を延長するなどして、最後までサポートできるものの、FPフォーラムでの無料相談会では50分と限られた時間になります。
お客様が何を求めているのか、それに対してどこまでお話をするのかを考えて進めないといけないのが難しい点です。
あまりあっちこっちに話が広がりすぎてしまうと収拾がつかなくなるため、要点を絞って端的に分かりやすく伝えることが重要だなと思います。
まとめ
改めてセミナー講師実績がないかたや個別相談をまだやったことがないかたにはFPフォーラムは自分の力を試す場としてはいいなと感じました。
周りのサポートがあるので、いきなり一人で対応するよりかハードルは低くなっています。
また興味があるかたはお客様として当日FPフォーラムに参加してみるのもいいでしょう。
参加してみて自分でもできそう!となったら次回開催のときにはセミナー講師や相談員として参加することでステップアップできます。
ちなみに下記のURLよりどこでいつFPフォーラムが開催されるのか確認ができます。
「くらしとお金」に関するセミナー&相談会(FPフォーラム) | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
全国で開催されているので、ぜひ一度自分の地域のFPフォーラムに参加してみてはいかがでしょうか?