4月に入り、新年度でバタバタしている方も多いかと思います。
以前なら入学式シーズンに桜が満開でしたが、ここ最近では卒業式シーズンに桜が満開になっている気がします。
今回は新年度ということでお金の情報発信ではなく、
改めて自分がどういったことを考えているのかについて書いていきます。
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ライフプランの重要性
昨年11月にHPを作成して早5か月経過しました。
この5か月の間にclubhouseで他のFP(ファイナンシャルプランナー)の方や士業の方などと話をしてみて、
改めて自分がやりたいことについて考えてみました。
今までFPの仕事を約5年続けてみて、ライフプランを作ることの重要性について学びました。
そしてこれまでの仕事を振り返った際に自分がしてきたことはライフプランの作成代行だなと感じました。
これがしたかったことか?といわれたら少し違うなという気がします。
もちろん作成をすることで将来のお金の問題点などを洗い出し、改善アドバイスを行うことができます。
そしてお客様自身もその時は「相談をしてよかった!」といって喜んでいただくことが多いです。
ただ本来であれば作成をして終わりというわけではなく、そこがスタート時点です。
その先、ちゃんとシミュレーション通りに家計収支が推移しているのかどうかの振り返りをする必要があります。
振り返りをしてうまくいっていない場合は改善を図る必要があります。
またたとえうまくいっていたとしても、
ご自身のライフプランやそこに関わる社会保険制度や税制、経済状況等は目まぐるしく変わっていきます。
その変化にしっかりと対応する力をお客様には身につけてほしいなと改めて思いました。
その一つの指針として、お客様自身でライフプランを考える力を身につけて欲しいです。
情報過多の社会
ここ最近強く想うのが、情報が溢れすぎているということです。
お金の知識についてもyoutubeやSNSで多くの方が情報を発信しています。
私自身もSNSなどを活用して情報収集することもありますし、実際にためになる方の動画をオススメすることもあります。
そのため一概にそういった情報発信者を非難するわけではありません。
ただ少し冷静に考えてほしいのが、その情報発信者とあなたでは資産状況が異なります。
また価値観・考え方、将来設計も違うはずです。
それなのにその情報を鵜呑みにしてしまって情報に流されているだけの人も数多くいるのではないかと感じています。
そのため、今求められているのはその情報を自身に当てはめた時にどうなのかを情報整理してあげる方だと思います。
そういった意味ではFPという仕事は最適だと思います。
ただ私自身は整理してあげるというよりかは、自分で判断できるところまでお客様に知識を身につけて欲しいと考えています。
そして最終的にはFP(ファイナンシャルプランナー)に頼ることなく(私自身から卒業をして)、
自分で情報収集して判断できるようになってほしいと思ってます。
私が目指していることは?
お客様自身でキャッシュフロー表の作成をできるようになることを目指しています。
キャッシュフロー表を作成するには一定の知識は必要ですが、慣れればそこまで難しいものではありません。
そして自分でキャッシュフロー表を作成できるようになれば、
その先転職や結婚、住宅購入などで収支が変わったとしても自分でメンテナンスをして将来設計を考えていくことができるようになります。
またキャッシュフロー表の作成するためには知っておいてほしいお金の知識があります。
例えば…
収入項目では給料明細や源泉徴収票の見方。
支出項目では、支出の見直し方法や家計の管理方法。
住宅項目では、住宅ローンの選び方や団体信用生命保険、火災・地震保険、繰り上げ返済や借り換えの知識。
保険項目では、公的制度の理解と必要な保障の考え方について。
資産運用項目ではiDeCoやNISAなどの制度理解や、ポートフォリオについて。
こういった知識もキャッシュフロー表の作成方法と合わせてお伝えをしていきます。
最終的には私自身から卒業をしてもらうことを目指しています。
もちろん継続的なサポートとして、制度改定があった際の説明やキャッシュフロー表の点検(必要であれば修正)を行います。
お客様に寄り添いながらライフプランの実現を応援していけるような存在になりたいと考えています。