親子で考える教育進路

  • URLをコピーしました!

今回は子供の教育進路について書いていこうと思います。

私自身は高校まで公立・大学は私立大学の下宿生活をさせてもらっていました。

最近では子供の金銭教育についても考えられる時代になりましたが、私はお金のことは学んでこなかった結果、

恥ずかしい話ですが、FP(ファイナンシャルプランナー)という仕事を始めて、初めて親がどれくらい自分にお金をかけてくれていたのかを知りました。

振り返ってみて、私自身は自分の進路について一切後悔はありません。

また良くも悪くも金銭面についても困ることなく、大学を卒業することができました。

しかし進学のタイミングでもっと親とお金のことや進路のことを含めて話をして、教育費がどのくらいかかるのかを知っていたら、進路についてもっとしっかりと考えていたかもしれないなとも感じます。

宣伝広告

目次

選択肢の幅が広がる進路

私が進学先を検討していたころよりも今は選択肢の幅が広がっています。

例えば私の場合は高校受験の時には公立or私立どっちに進学するかくらいしか考えていませんでした。

もちろん通信制もありましたが、今ほど浸透はしていなかったと思います。

しかし現在では通信制も選択肢の一つとして大きくなっていると感じます。

高校卒業後の進学に関しても、以前よりも専門学校や学部学科数が増えていたりするので選択肢の幅が広がっていると思います。

また新型コロナウィルス感染症の影響もあり、なかなか通学で学ぶ機会が得られない状況が続いていることもあり、

そもそも進学する必要があるのか?ということも考えられます。

進路選択の幅が広がっている中で進路選択を考える際には「将来やりたいことを知ること」と、「それを実現するために進学をする際にどのくらいお金がかかるのか」を知っておく必要があります。

進学にかかるお金

進学先別の学校納付金の平均額は下記の通りです。

国立大学の場合、4年間で244万円。

私立文系の場合、4年間で428万円。

私立理系の場合、4年間で589万円。

私立芸術系の場合、4年間で630万円。

私立医歯系の場合、6年間で3,309万円。

専門学校の場合、2年間で234万円。

上記はあくまでも学校に支払う教育費です。

それ以外にかかるお金として、自宅生の場合は教科書代や交通費、食費や娯楽費などで年間約58万円です。

下宿生の場合は、自宅生の項目に+αで住居費や生活費がされ、年間約120万円にもなります。

もし親の金融資産で上記を賄うことができない場合は、奨学金の利用を検討する必要があります。

奨学金についても給付型なのか貸与型なのか、どこの奨学金を利用するのかで将来の返済額が変わってきます。

そして奨学金の中には企業や大学が出してくれることもあるため、事前の情報収集が大切です。

もし気になる方は下記を参照してみてください。

大学・地方公共団体等が行う奨学金制度 – JASSO

給付型を利用しようと考えた場合には、高校生活時の成績に左右されることもあります。

奨学金に限った話ではなく、例えば指定校推薦枠があればそれを得るためにも成績は左右されます。

そういう意味でも4月で高校入学をしたばかりですが、

その先の進路について早めに親子で話をしておくに越したことはありません。

また奨学金利用をする際にはぜひそのあとの返済計画についても親子で話し合っておきましょう。

なかなか子供とお金のことについて話すのは気まずいこともあると思います。

下記のような分かりやすい資料を活用しながら親子で進路とそこにかかるお金の話をしてみてはいかがですか?

FPが教える!親子で学ぶ!進学にかかるお金と奨学金の話 | 日本FP協会 (jafp.or.jp)

練馬で住宅購入や保険見直し、家計見直しを相談したい子育て世代(30~40代)のかたはぜひ練馬FPオフィスの初回無料の個別相談をお申し込みください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次