今ではCFP🄬&FP1級技能士まで取得した私ですが、自己紹介も兼ねてここに至るまでの経験談を少しづつ綴っていきます。
当時の勉強方法と、仮に今からFP資格を取得するならどのように勉強を進めていくかも紹介します。
前回は大学3回生の時に取得をしたFP3級について書きました。
まだ読んでいない方はこちらから。
今回はAFP&FP2級取得について書いてきます。
FP2級の受験ポイント
・2級取得を目指すなら3級受験してすぐにチャレンジするのがオススメ!
・学科試験は3級の●×問題&3択問題から4択問題にレベルアップ。ある程度選択肢を絞れても、あいまいな知識だと誤ってしまうことも。
・テキストだけではなく、実際に加入している保険証券や手元にある給与明細、年金定期便などを活用して自ら調べるとgood!
・学科試験で何を受験するかが合格のポイント
①きんざい 個人資産相談業務
ライフプラン・タックス・相続・金融資産・不動産と幅広く出題されます。
②きんざい 中小企業主資産相談業務
中小企業の経営状況をみながら事業経営や資産運用、タックスについての問題が出題されます。
③きんざい 生保顧客資産相談業務
保険だけで出題が約40%を占めます。
とくに生命保険や医療保険にまつわる問題が多く出題されます。
④きんざい 損保顧客資産相談業務
保険だけで出題が約40%を占めます。
とくに自動車保険や火災保険地震保険といった損保にまつわる問題が多く出題されます。
⑤FP協会 資産設計提案業務
①とほぼ同様の出題傾向にあります。
金融業界の方なら②~④のうちの得意分野で勝負できるものを選択しましょう。
金融業界以外の方は①もしくは⑤を選択するのがベターです。
FP2級編 ~もし今勉強するとしたら~
FP3級の時にご紹介した『youtubeのフル活用』は変わりません。
ちなみにできれば2倍速で見ることをオススメです。
最初は聞き取れなかったりするかもしれませんが、慣れてくると問題なく聞くことができます。
事前に知識があればなおさら2倍速で見たり聞いたりしても問題なく理解できます。
FP2級をyoutubeで学ぶなら
・おーちゃん
おーちゃん👼@1級FPるエンサーさん (@ochan1classfp) / Twitter
・ほんだ先生
ほんださん@東大式FPチャンネルさん (@hondarfp) / Twitter
当然ですがFP3級で学んだ時よりも細かい部分が出題されます。
学科は4択問題になっているため、ある程度選択肢を絞れたとしてもあいまいな知識だと間違えてしまいます。
得点するためにも内容の理解が求められます。
そのためにはテキストで知識をインプットしていくことも大切ですが、アウトプットしていくことも重要になります。
とはいうものの日頃仕事でFPと関連のあることをしていない方はアウトプットする場がないと思います。
そこでやってもらいたいのが、実際に加入している保険証券や手元にある給与明細、年金定期便などを活用して自ら調べること。
調べる癖をつけることで、関連知識も自然と頭の中に残っていきます。
FP3級の知識が身についていれば、上記の資料を見ることで説明がなくても内容が分かるようになっていると思います。
そこから自分の言葉で意味を説明してみる。家族や身近な人に分かりやすく説明できるようになるとよりいいでしょう。
FP2級チャレンジ 当時の勉強方法
新卒で旅行会社に入社しました。
これものちのち知るのですが、入社した会社でもFP資格を活かせる場はありました。
が当時の私はその場を知らなかったこともあり、FP資格を活かせる金融業界への憧れを捨てきれずに転職を決意。
転職した先はCMもやっている大手保険代理店です。
転職先でFP2級までは取得するように推奨されていたため、FP2級にチャレンジしました。
とはいうもののFP3級を取得してから約4年が経過。
すっかりFPの知識が頭の中から抜けてしまっていたため、知識の入れ直しが大変でした。
FP2級取得を目指す方はまず3級受験されたらすぐに受験することをおすすめします。
FPで問われる知識は毎年のように制度改定が伴うため、受験を先延ばしにするとせっかく3級の時に学んだ内容も変化していきます。
当時の勉強方法は3級の時と変わらず、テキスト&問題演習の繰り返し。
この時もFP3級受験時同様にまだyoutubeで資格試験の勉強について配信をされている方はいなかったと思います。
使用していたテキストはこちら。
受験したのは2017年5月試験
学科試験の結果は下記の通り
ライフプランニング 6/10
リスク管理 8/10
金融資産運用 6/10
タックスプランニング 5/10
不動産 5/10
相続・事業承継 6/10
合計 36/60
まさかの合格点ギリギリで合格。
そして実技試験は個人資産相談業務を選択。
結果は28/50で不合格でした。
再受験した9月試験では生保顧客資産相談を選択。
結果は40/50で無事に合格しました。
実技試験の選択を誤ると私みたいに不合格になってしまいます。
幻のAFP取得
大学3回生の時に3級を取得してFPに興味を持った私はたまたま大学に合ったFPの講義を受講しました。
下記が私が受講していた講義のシラバスです。
当時はFPのことをまだ知りませんでしたが、この講義を受講してレポート提出することでAFPの取得ができます。
ちなみに私はというと、出席日数は満たしていましたが卒業旅行で南米に行くため、レポート提出できずにAFP取得はできませんでした。
(自分でいうのもなんですが、根はまじめなのでちゃんとレポートは書きましたよ。レポート提出期間中に提出ができないから先に提出してもいいかと講師に相談もしましたが認められなかったため諦めました。)
のちに知るのですが、講義を担当していた講師が日本でも有数の老舗独立系FP事務所を経営している方でもっといろいろと話を聞いておけばよかったと思いました。
結局私がAFPを取得したのは、FP2級に合格した2017年9月試験から1年6か月後の2019年3月です。
1年6か月あいた理由は、FP1級学科を取得しようと勉強を始めたものの挫折したからです。
そこからFP協会のCFP🄬を目指すべくAFP取得をしました。
AFPは資格学校などが開催している講義を受講して、ライフプランの設計と改善策のレポート提出することで取得ができます。
この時はすでに保険代理店でライフプランの作成や住宅購入相談を行っていたこともあり、難なくAFPを取得できました。
まとめ
FP2級受験をする場合は、3級を受験してから間を開けない!というのが一番のポイントだと思います。
私みたいに間を開けてしまうとだいぶ苦戦します。
また実技試験の選び方も重要です。自分の得意不得意をFP3級取得の際に把握をしたうえでどれを選択するかを選びましょう。
仕事で生損保の取り扱いをされている方は、保険に特化した実技試験を選択することで合格率が格段にUPします。