昨年に続き、今年も日本FP協会の若手FPナレッジコミュニティに講師兼ファシリテーターとして招いてもらいました。
今年は昨年よりも6名申込人数を増やして36名の開催でしたが、それでも満席御礼でキャンセル待ちにもなっているほど好評のセミナーとなっています。
昨日お話ができませんでしたが、もっと実務のことを知りたいという方がいたら私が講師兼サポーターとして活動させていただいているNiHOMEがおすすめです。
https://fp.nihome.jp
毎月事例が配信されてその事例の場合、自分だったら何をヒアリングして、どうアドバイスをするのか考えて学ぶ形式です。もちろん講師による解説付きです。
実務をするとどういった相談がくるのかのイメージも湧くと思います。
またyoutubeでは第一線で活躍しているFPのインタビュー動画がアップされています。
自分が目指したいFP像があるとないとではそのあとの成長スピードが違ってきます。
もしよかったら参考にしてみてください。
また気になるかたがいれば私に聞いてもらえればお話しますのでお気軽にお問い合わせください。

セミナーの内容
あくまでも交流がメインのイベントだったので、当日は20分と短い時間でのセミナーでしたがざっくりとどんなお話をしたかをまとめておきます。
まずはFPとしての収益3本柱について、私の場合は個別相談で6~7割、執筆監修で2割、セミナーで1割程度です。
執筆監修
もし自分が今から執筆監修の仕事をしていくと考えたら、身につけた知識のアウトプットをするためにnoteを活用します。
noteであれば無料でアカウントを作成してすぐにでも執筆ができます。
執筆の練習と思ってまずは書いてみるのが大切です。
それと並行してクラウドソーシングで執筆の仕事に応募をします。
結局のところ、今私がやっている執筆や監修の仕事も最初はクラウドソーシングで応募をしたものでした。
そこでいい記事が書けるようになると定期的に執筆の仕事をもらえたり、仕事があるときに声をかけてくれたりします。
監修に関してはCFP®認定者や1級ファイナンシャルプランニング技能士を保有していると声がかかりやすくなるのかなと思います。
執筆監修をメインにして活躍されているFPのかたもいらっしゃいますが私の場合は、あくまでも個別相談につなげるための執筆監修の仕事という位置づけになります。
なんのために執筆の仕事をするのかを考えておくといいでしょう。
セミナー講師
セミナー講師として仕事をもらえるようになったのはここ最近になってからです。
それまでは自社開催のセミナーを毎月開催して、見込み客を作るためにおこなっていました。
自社セミナーのいいところは執筆同様、やろうと思えばすぐにでもできる点です。
オンラインセミナーであれば場所をとって開催しなくてもできます。
ちなみに集客に関しては日本FP協会のセミナー紹介ページとpeatixでおこなっています。
また仮に集客できなかったとしても必ず開催してました。
集客ができようとできまいと開催さえすれば、それは実績として言えます。
そして集客できたとしても練習しておかなければうまく話せません。
集客できたときに失敗しないようタイムマネジメントと伝え方、話し方の練習ととらえて一人でやっていました。
練習の甲斐あって今では依頼された時間内でどのくらいのボリュームが話せるのかもなんとなく掴めています。
セミナーの内容に関しては個別相談でも聞かれそうなテーマを取り上げてセミナーにしていました。
そうすることで個別相談で聞かれた時の資料としても活用できるのでおすすめです。
あとは最近はカメの足取りですが、過去に開催したセミナー資料を使ってyoutubeに動画をアップするようにしています。
個別相談
質問に対してうまく答えられるかどうかわからないから個別相談をする勇気がないという方が多いでしょう。
しかし実際にお客様と対峙しなければいつまでたってもこの不安をぬぐうことはできないでしょう。
分からなかったら素直にわからないので次回までに調べて回答しますでいいので、まずは親族や友人にでも練習相手になってもらって踏み出してください。
あとはほかのFPとのつながりがあれば、専門でやっているかたを繋ぐだけでもお客様からは大変喜ばれます。
集客に関してですがこれはもう地道に集客活動をするしかありません。
正直、集客でこれをやっておけば間違いないというものはないと思います。
あったら私が教えてもらいたいくらいです。
つながりをどう作っていくか
FPには独占業務がありません。
仕事をするには士業との連携が必要になってきます。
またFP同士の情報共有も大切ですし、集客という意味ではお客様からの紹介や企業とのつながりも大切です。
それではこれらのつながりをどうやって創出していけばいいのでしょうか?
FPや士業とのつながりであれば、日本FP協会のSGやFPフォーラムに参加してみるのもいいと思います。
今回の若手FPナレッジコミュニティの参加者も半分とまではいきませんが、1/3くらいが士業の方でした。
FPの中にはダブルライセンスで活動しているかたも多いので、意外と士業との出会いは多いです。
お客様や企業とのつながりは、SNSの活用も重要です。
自分がどういう人なのか、どういう活動をしているのか、もしくはどういう活動をしていきたいと考えているのかを常に発信していれば、それを見てくれて声をかけてくれるケースもあります。
ほかにも趣味でつながるというのもいいでしょう。
とにかくチャレンジ
伝えたいことはまずが一歩踏み出してもらいたいということです。
厳しいことを言うかもしれませんが、皆さん行動するまえに考えすぎです。
※かくいう私も行動する前にはあれこれ考えこんでなかなか行動に移せないタイプです。
そんな私でもFPの仕事に関しては、とにかく一度やってみようの精神でここまで来ました。
起きるかどうかわからないことをいつまで考えていても仕方がありません。
行動してその壁にぶつかったらその時立ち止まって考えてみればいいですし、助けを求めればいいんです。
一歩踏み出してみたら世界は変わると思います。
また若手のいいところは熱意をもって活動していたら、先輩が助けてくれる点です。
いま実務で活躍されているFPの先輩方は将来的に自分の業務を担ってくれる後継者を探しています。
そのため、熱意をもって活動していると心の底から応援をしてくれます。
これは私が身をもって体感しています。
もちろんなんでもかんでも聞くのはNGです。
自分がどういう風に考えているのか、何に悩んでいるのか、それに対してどうしていきたいのかを話してみると先輩方は優しく教えてくれます。
昨日多くのかたと名刺交換しましたが、私の名刺なんて持っていてもなんのお守りにもなりません。
せっかくつながれたのですから悩み相談くらいであればできるので、気軽に声をかけてもらえたらなと思います。