前回は東京のお花見スポットを紹介しました!
今回は私が行ったことがある場所もしくは担当エリアだった場所でぜひ足を運んで欲しい!と思う花見スポットをご紹介します。
三春の滝桜
私にとって三春の滝桜は思い入れのある桜です。
なにせ新卒で入社した旅行会社で初めて先輩に同乗したツアーが三春の滝桜を見に行くツアーだったからです。
三春の滝桜は日本3大桜の一つでもあります。2013年の東日本大震災で被災するも今でも立派な花を咲かせます。
満開の姿を一目したらその風景はほんとうに心を奪われます。
実は三春の滝桜の子孫は日本全国さまざまなところで見ることができます。
東京都内だと八芳園にあります。
福島の花見スポットとしてもう一つオススメなのが、花見山公園です。こちらは福島の桃源郷とも言われます。桜のみならずレンギョウ、ぼけ、ハナモモなどさまざまな花が咲き乱れます。
山梨の山代神代桜・眞原桜並木
こちらも日本3大桜の一つです。
推定樹齢は約2,000年と言われています。度重なる自然災害で幹が折れてしまっていますが、枝分かれから立派な桜が咲いています。木の生命力の高さがうかがえて、その姿に魅了されます。
ちなみに2008年には神代桜の種が国際宇宙ステーションきぼうにむけて旅立ち、持ち帰った種が今では花を咲かせています。
神代桜に行く途中にある眞原桜並木もおすすめです。雄大な南アルプスをバックに桜を鑑賞できます。
山梨の花見スポットとしては、ほかにも身延山久遠寺の枝垂れ桜やあとは富士山と五重塔をバックにした新倉山浅間公園もおすすめです。
山梨では桜以外にも今の時期桃の花も見ごろを迎えます。
東京からもアクセスしやすく、お花以外にも温泉やフルーツ、ワイナリーにシャトレーゼの工場見学、白州の蒸留所見学など見どころ満載です。
弘前公園
皆さんも一度は写真などで見たことがあるかもしれません。
お堀に桜の花びらが散っていて、まさに桜の花びらのじゅうたんになっているさまを。
あの景色を見るためにピンポイントで行くのはなかなか至難の業でしょう。
ちなみに私が行ったときは見ることができませんでした。
高遠城址公園
高遠城址公園の桜はソメイヨシノではなく、タカトオコヒガンザクラという品種で濃いピンク色なのが特徴です。
桜が満開のときには離れた場所から高遠城址公園を眺めるとそこの一帯がピンク色に染まって見えるほどの桜の名所となっています。
ちなみに青森の弘前公園、奈良県の吉野山とともに日本三大桜の名所として数えられています。
京都円山公園、蹴上インクライン
京都を代表する桜スポットの一つである円山公園の枝垂れ桜とフォトスポットとしても有名な蹴上インクライン。円山公園の桜は夜になるとライトアップもされています。
周辺には知恩院や清水寺、高台寺があります。
私は大学時代住んでいた出町柳から銀閣寺→哲学の道→真如堂→永観堂→南禅寺→蹴上インクライン→知恩院→清水寺まで一日中歩いて桜めぐりをしたことがあります。
正直おすすめはしません、相当ハードです。
京都を満喫したいならおすすめの交通手段は自転車です。(天気がいい時に限る)
バスは大混雑して乗れないこともあるし、タクシーを捕まえるのも一苦労します。
原谷苑
原谷苑はあまりガイドブックにも書かれていない桜スポットになります。
ガイドブックに載らない理由としてはおそらく桜シーズンしか開いていないからだと思います。
ガイドブックに掲載されていないからこそ穴場的な花見スポットになっています。
ちなみに桜の開花状況によって入園料が異なりますので注意が必要です。
河津桜
今年はもうすでに見ごろは過ぎていますが2月に楽しめる早咲きの桜としては河津桜です。
河川沿いに咲き乱れる河津桜はとても綺麗ですし、菜の花とのコントラストがまた素晴らしいので一度見てもらいたいです。
また伊豆半島はどこ行っても温泉があるので、河津桜を見て温泉地に宿泊するのもよき。
なんなら東伊豆や西伊豆から伊豆半島をぐるっと周遊するような観光もいいでしょう。
伊豆は東京からも比較的アクセスしやすく観光地が豊富なのが魅力です。
西伊豆であれば土肥金山や堂ケ崎、河津七滝、東伊豆であれば伊東に熱川、稲取と温泉地がたくさんあり、南伊豆であればペリーが来航した下田もあります。
伊豆半島周辺は熱海や三島、沼津などもアクセスがしやすいです。
足を延ばして花見に出かけるときは開花時期が異なるスポットをいくつか回るといいでしょう。
もしピンポイントで1か所だけにいくなら、必ず開花情報をチェックしたうえでお出かけください。