皆さんの中にも家計簿アプリを使っている方は多いと思います。
ちなみに私はマネーフォワード(無料版)を使っています。
今日はそんな家計簿アプリの活用方法について書いていこうと思います。
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収支の管理
家計簿なので当たり前ではありますが、まず基本的な機能として収支の管理があります。
収入については給料口座を紐づけしておくだけで、給料日に入金されたものが収入として反映されます。
支出に関しては、自分で金額を入力することも可能ですし、レシートを読み取って自動反映させることもできます。
私の場合は、お財布の中にレシートをため込まないようにするため、買い物をしたらその場で入力を済ませるようにしています。
収支は基本的にこの2つの手順になります。
あとは自分の銀行口座や証券口座、クレジットカード、ポイントカード、iDeCo口座などを連携しておくことで、自動引き落としなども自動で支出管理ができます。
※マネーフォワードの無料プランの場合は連携できる口座が10個までの制限があります。有料プランは月480円になります。
アプリ活用の応用編
収支の管理をされている方は多いと思います。
ただ家計簿アプリには他にも役立つ機能があります。
例えば、投資をしている人が証券口座を連携しておくと、わざわざ証券会社のアプリ等にログインをしなくても、持っている株の内訳から評価損益を確認することができます。
マネーフォワードの場合は、購入した価格から何%値上がりしているのか、何%値下がりしているのかまで確認できます。
個別株をしていない人でもつみたてNISAやiDeCoをしている方はその口座を連携しておくことでこれまでの推移を確認できるため、資産が増えている実感を視覚化してみることができます。
アプリ活用の上級編
応用編までは普段使っていれば皆さん目にして気にされる方も多いと思います。
最後の上級編は毎日、毎月見る必要はないけれども、半年に一回くらいは確認してほしいと思う点をお伝えします。
個別相談をしていると、そもそも家計にどれだけの総資産があるのかを把握できていない方もいます。
もちろんちゃんと把握されている方もいます。
把握されていない人は把握するところからですが、把握されている方は次のステップとして、その内訳を確認してほしいと思います。
内訳とは、総資産に対して現預金(安全性の高い資産)・株式・投資信託・年金(iDeCo)などの商品の比率がどうなっているかということです。
例えば1,000万円の総資産があるとして現預金が40%で400万円、株式・投資信託が40%で400万円、年金が20%で200万円といった感じです。
なぜこの内訳を気にしてほしいかというと、定期預金やつみたてNISA、iDeCoなどで貯金を続けていくととこの比率が変わっていきます。
気づいたら株式や投資信託といった収益性が高く、リスク性のある商品に比率が偏ってしまっていて、急にお金が必要になった時に預貯金で対処できずに、株や投資信託などを売りたくなくても売らないといけなくなってしまう可能性が出てきたりするからです。
ぜひ半年に一回確認をしてみて比率が偏っていないかどうかの確認はしてみてください。
この内訳をどういう風に設定するのかは十人十色なので明確な答えはありません。
設定の仕方が分からない方ご自身の考え方や価値観などを聞かせていただきながらお手伝いさせていただくことも可能です。