NISA制度どのくらいのかたがやっているの?

皆さんはNISA制度をやっていますでしょうか?
以前岸田首相がロンドンの講演会で「貯蓄より投資を」という発言をされていたことも話題になりました。
そこで今回は投資をするうえで活用すべきであるNISA制度についてどのくらいのかたが実際に口座を開設してNISAをやっているのかデータを見ながら、まとめていきます。

なおNISA制度の解説についてはこちらをご参照ください。

口座開設数(2021年6月末時点)

一般NISA 1237万2998
つみたてNISA 417万5430
ジュニアNISA 56万9639
合計 1711万8067

日本の総人口が2021年12月時点で1億2538万人なので、NISA制度を活用しているのは人口の約13.65%です。
そう考えるとまだまだ制度の認知がされていない、もしくは制度を知っているけれど投資する気がない、投資するのが怖いといったかたが多いのでしょう。
「貯蓄より投資」というスローガンを実現するためにはこのあたりの解消をしなければ進まないでしょう。
とはいうものの、ジュニアNISAは年で廃止。
年からNISAも2階建てになり、制度がより複雑になるため解消するには程遠いと個人的には考えています。

年代別口座数

一般NISA
20歳代 41万1910
30歳代 104万1956
40歳代 153万0698
50歳代 178万0292
60歳代 215万5646
70歳代 219万8136
80歳代以上 106万0903

つみたてNISA
20歳代 80万9093
30歳代 117万7990
40歳代 103万5183
50歳代 69万5904
60歳代 32万0092
70歳代 11万8247
80歳代以上 1万8921

ジュニアNISA
0歳 9843
1~5歳代 15万9698
6~10歳代 15万7915
11~15歳代 13万5670
16~20歳代 10万6513

年代別に見てみると、NISAは50歳以上のかたの口座開設数が多いです。
これは退職金が入り、手元資金が豊富になったことで投資を始めるかたや教育費や住宅ローン返済のめどがたち、運用を始めるかたが増えているのではないかと推察されます。
一方でつみたてNISAは20~40歳代で口座開設数が多いです。
100円から始められる手軽さと手元資金が少なくても始められる点で若年層から支持されているのでしょう。

まとめ

今回はどのくらいのかたがNISAを活用して投資をやっているのかデータをもとに見ていきました。
データで見ると実際にNISA制度を活用して投資をしている人はまだまだ少ないのだなと感じます。
制度の認知はもちろんですが、なぜ資産運用が必要なのかという根本的な部分をまず紐解かないとなかなか制度自体は広まっていきません。
そしてどの制度を活用すべきなのかはそのかたの状況によってアドバイスが異なります。
そういった問題点を解消できる存在がFPだと考えているので日ごろの個別相談でもライフプランから情報分析して寄り添ったアドバイスができるように励みたいと思います。
次回は今年に制度改定されるiDeCoをどのくらいのかたがやっているのか、同じようにデータで見ていきます。

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