お金の情報を見るときに注意したい平均値と中央値ってなに?

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皆さん平均値はなじみあるものだと思います。
一方でお金にまつわる記事を読むとよく出てくるワードとして中央値があります。
中央値はあまり皆さんになじみないと思います。
数字を見るうえで知っておくと数字に惑わされないのでこれを機に両者の違いを知っておくといいでしょう。
ただし私の考えとしてはこういった記事に書かれている平均値や中央値に惑わされずに、あくまでも自分の場合の最適解を考えてもらいたいと思っていますし、そのお手伝いをライフプラン作成という手段を使って皆さんに提供していきます。

目次

平均値とは?

平均値の説明は必要ないかもしれませんが、言葉の違いを理解してもらうために書いておきます。

不揃いのないようにすること。ならすこと。また、不揃いのないこと。

広辞苑

平均値の求めかたはすべての値を足して、その足した個数で割って計算をおこないます。
平均値の場合は、数字が著しく大きいかたや、著しく小さいかたがいた場合に結果がその数字に引っ張られてしまいます。
極端にいうと、貯金10万円しているかたと、貯金1,000万円の2人の平均値を求めると505万円になります。
これをみて皆さんはどう感じましたか?おそらく違和感を持ったと思います。
普段皆さんがお金にまつわる記事を読んでいるときにでてくる平均値はもしかしたらこういった結果が反映されている恐れがあります。

中央値とは?

次に平均値比較して出てくるキーワードとして中央値があります。
中央値を辞書で引いてみると下記のように出てきます。

n個の量を大きさの順に並べたとき、中央に位置する値。

広辞苑

たとえば貯金10万円、50万円、100万円という値があった場合の中央値は50万円になります。
中央値の特徴としてはずば抜けて大きい数字や小さい数字があったとしても、その真ん中の数字を値とするので平均と異なり、大きい値や小さい値に結果が左右されない点です。
一方で小さい数字と大きい数字だけしかない場合は中央値の値が必ずしもデータとして有効なものかどうかはわからない点です。

平均値や中央値に惑わされない!

ここまで平均値と中央値の説明をしました。
ここまで読んでいただいたかたなら平均値も中央値も収集したデータ次第によって数字が大きく変わることを理解していただけたと思います。
数字に表すことで分かりやすいという一面がある一方で、その数字のロジックに惑わされないようにしましょう。
とくに年収や貯金額といったお金に関する情報に関しては、平均値と中央値ならば中央値を見たほうが現実的な数字に近いかなと思います。
結局のところ平均値や中央値をみて一喜一憂するよりも、家計状況や価値観によってお金の状況は異なるため気にせず、自分の最適解を探るために時間等を有効活用したほうがいいでしょう。
ご自身の最適解をどうすれば見つけられるか?ですが、やはりライフプランを考えてみて、キャッシュフロー表やバランスシートを作成してみて、自分の状況を目に見える形にするところから始めましょう。

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