昨年に引き続きFPフォーラムに参加させていただきました。
前回は相談員でしたが今回はセミナー講師として参加したので、セミナー講師として参加した視点で綴っていこうと思います。
過去の相談員の体験記は下記をご参照ください。
今回のFPフォーラムのテーマは「マルチキャリア時代のファイナンシャルプランニング」でした。
このテーマに沿って私は「大副業(複業)時代!皆さんもチャレンジしてみませんか?個人事業」というセミナー名で主に個人事業を開業した場合のタックスプランニング分野を担当させていただきました。
このセミナーに関しては自社セミナーで12月に開催します。
もし興味あるかたは下記よりセミナー申込をお願いします。
セミナー講師に選出されてからの流れ
スケジュールは結構タイトです。
セミナーテーマは各FPフォーラムで事前にある程度絞られているため、自分が担当できそうな内容で応募ができます。
セミナー講師に選出されてから、当日使用するセミナースライドの作成期間は2週間です。
そのため、応募した段階でセミナースライドのたたき台くらいは作成しておくことをおすすめします。
セミナー講師に応募するときにどういった内容でセミナーをおこなうのかは志望動機とともに決めておく必要があります。
構想を練るのと並行してたたき台を作っておくとよいでしょう。
もし2週間でスライド完成させるのが難しいというかたは、応募してからセミナースライドの作成を始めておきましょう。
もし万が一、選出されず落選してしまった場合には作成したスライドを元に自社セミナーを開催してやろう!というくらいの気概をもっておくといいでしょう。
私の場合は自社セミナーでそのうちやろうと思っていたテーマだったため、ある程度の構想は頭の中にありました。
結果、募集がかかったその日のうちにセミナー講師に手を上げました。
セミナースライドの作成も応募してからすぐに着手しました。
その甲斐があってかは知りませんが、無事に選考を通過しました。
2回目打合せにてプレセミナー
東京支部の場合には2回目の打ち合わせのときにプレセミナーをおこないます。
この段階でセミナースライドおよび資料は作成しておく必要があります。
プレセミナー後はほかのFPフォーラム参加される皆さんからのご意見をもらい、修正をしていきます。
私のときはプレセミナーの時間は40分のみでした。
当日のセミナーは60分なので、この場ではセミナーを通してできないため、おおよその流れの確認のみになります。
私は毎月自社開催セミナーをやるようになったおかげでセミナーのタイムマネジメントの感覚は何となく掴んでいます。
ただ不慣れのかたはセミナーで何を伝えるのか、どうやって伝えるのかを意識しながらタイムマネジメントするのは至難の技です。
それを払拭するためには事前に練習するしかありません。
私もタイムマネジメントの感覚は身につけたものの、まだ伝え方や表現方法は未熟です。
そのため、プレセミナーの時にいただいた声をもとにスライド修正はもちろん、どうすれば伝わるのかのポイントを洗い出しました。
プレセミナーで聞いてくださる皆さんはAFP・CFPのいずれかを取得しているかたです。
最低限の知識があるはずのかたに対して、セミナーをしてみて伝わっていないのを目の当たりにすると結構ショックです。笑
当日はFP有資格ではないかたがFPフォーラムに参加してセミナーを聞くわけなので、自分が思っている以上にかみ砕いて話さないと伝わらないと思ったほうがいいでしょう。
これに関してはFPフォーラムに限らず、自社開催のセミナーや個別相談のときも同様です。
こういった気づきや学びを得られるのもFPフォーラムのいいところです。
本番当日
私の出番は朝一の10:00開始、お客様は30名くらいでした。
朝一開催のセミナーだったのでそこまで参加者は多くないだろうと勝手に思っていましたが、思った以上の入りでびっくりしました。
ちなみに集客の点からオンラインと会場どちらでも参加できるハイブリッドセミナーを提言したんですが、却下されました。
神奈川支部や千葉支部などは今年からハイブリッドセミナーをしているため、なぜ東京支部が開催できないかは不明ですが……。
少人数であれば毎月オンラインで自社セミナーをしているため、慣れているのですがやはりお客様が目の前にいる会場でやるセミナーはまた雰囲気などが違いました。
お客様を目の前にしてやるセミナーは久々だったので、いい機会となりました。
やっぱりお客様の表情を見ながら開催するセミナーは伝わっているかどうか様子をうかがいながらできる点でとても良かったです。この経験と実績をもとにまたセミナー講師のほうも頑張っていこうと思います。
なにごともまずは一歩踏み出してみることが大切です。
せっかくAFP・CFPを取得したものの活かしきれていないというかたはFPフォーラムに参加してみることをオススメします。
この経験やここで出会ったつながりが種となっていつか花を咲かせると思います!