今年もあっという間に6月になり、1年の折り返しになります。
そして6月といえばボーナス月です、楽しみにされているかたも多いでしょう。
今回はボーナスの平均支給額とその使い道についてまとめていきます。
どうなる?今年の夏のボーナス支給額
一般財団法人労務行政研究所の調べによると、東証プライム上場企業のうち118社に調査をしたところ全産業平均で794,008円、前年比1.5%増となりました。
多くの企業ではボーナスは月給の●か月分とされていることが多いです。
今年の平均支給月数だと2.48か月となっていて、こちらも前年から微増になっています。
ちなみに厚生労働省の毎月勤労統計調査によると民間企業(事業所規模5人以上)の2023年夏のボーナスは一人当たり平均支給額400,276円、前年比2.8%増と2年連続で増加すると予想されています。
コロナ禍が明けて製造業だけでなく、サービス業といった非製造業でも業績が回復してきているのが要因です。
ボーナスの使い道
皆さんはボーナスをどのように使うのでしょうか?
第53回 Ponta消費意識調査によると下記のような結果になっています。
1位 預貯金
2位 旅行
3位 食品(生活費の補てん)
4位 財形貯蓄
5位 衣服となっています。
前年と比較すると旅行にいくという回答割合が高くなっています。
コロナ禍が明けて都内でも観光客が増えたなという印象を持ちます。
そのためこの夏はボーナスで旅行にでかけるといったかたも多いのではないでしょうか。
ちなみにその影響なのか都庁のパスポート申請に連日行列ができているそうです。
申請手続きで90分待ちもざらだとか…。
今年の夏は海外に行きたい!というかたは早めの準備をしておくといいでしょう。
また物価が上がり、今まで以上に支出が増えていることもあり生活費の補てんにするというかたも多くなっているかと思います。
ほかにもボーナスの活用方法としてふるさと納税するのもおすすめです。
ボーナスからいくら預貯金する?
調査によると半数以上のかたがボーナスの50%以上を預貯金に回したいという結果になっています。
また投資信託や株式投資も上位10位以内に入ってきていることもあり、ボーナスが出たら投資に回して貯蓄をするというかたも増えてきています。
また預貯金の使い道としては老後の生活への備えという回答が57.4%と高くなっています。
次に来るのが住宅購入や子どもの学費への備えという回答になっています。
アンケート調査からも皆さん将来に対して不安を抱えていることが分かります。
ボーナスは必ずもらえるものではない
ボーナスは毎年必ず出るものではなく、業績に応じての支給になっています。
ボーナスが出る場合はなにに使おうか?と思いを馳せるでしょう。
ただコロナ禍などで支給が減ったり、最悪の場合は支給がなくなったりするリスクがあることは頭にいれておきましょう。
とくにボーナスを頼りに毎月の生活費を捻出しているかたは注意しなければいけません。
できればボーナスに頼らずとも生活費が捻出できるように家計改善することをおすすめします。
お困りのかたはぜひ個別相談をお申込みください。