住宅ローンの借り換えの目安

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最近の住宅ローン金利は低金利のため、以前に住宅ローンを組んだかたで借り換えを検討しているかたもいるでしょう。
どんなかたであれば借り換えを検討したほうがいいのかについてみていきます。

借り換えの3つのポイント
・住宅ローン残高が1,000万円以上ある
・ローン期間が10年以上残っている
・現在借りている住宅ローン金利と借り換える住宅ローン金利の差が0.7~1%以上ある

この3つが当てはまるかたは借り換えを検討してみてもいいでしょう。
ただし諸費用によっては借り換えてもあまり効果がない場合もあります。
借り換えによる返済額の軽減効果とそれに伴う諸費用がどのくらいかかるのかをしっかりとシミュレーションしたうえで考えましょう。

目次

借り換えに伴う諸費用とは?

住宅ローンを初めて組んだ時に諸費用がかかったように、借り換えをする時にも諸費用がかかってきます。

諸費用としては下記のようなものが挙げられます。
事務取扱手数料の相場としては3~5万円もしくは借入金額の2.16%に設定されることが多いです。
全額繰り上げ返済手数料はもともと借入をしていた金融機関に払う必要があります。
保証料・保証事務手数料は新たに借入をするにあたって新しく保証会社を設定する必要があります。
抵当権設定、抵当権抹消に伴う費用には、司法書士への手数料や、登録免許税、印紙税といったものがあります。
また人によっては火災保険や地震保険も見直すこともあるでしょう。
こういった手数料や諸費用だけで100万円近くお金がかかる場合もあります。
そのため借り換えをすべきかどうかは必ずかかる諸費用と借り換えすることによって削減できる金額を調べたうえでおこないましょう。

借り換えをできないかた

借り換えの3つのポイントを満たしていたとしても、借り換えができないかたもいます
そういったかたが借り換えできないのかも押さえておきましょう。

・健康状態に問題がある
借り換えをするさいには新たに住宅ローンを組むことになります。
そうなると団体信用生命保険も加入をし直す必要があります。
現在借りている住宅ローン審査では健康状態に問題がなかったとしても、借り換えをするときになにか健康上の問題がある場合は団体信用生命保険に加入ができません。
団体信用生命保険に加入できないことにより借り換えができない場合があります。

・収入が減少している、開業したばかり、転職したばかりのかた
前述のとおり借り換えは住宅ローンの再審査を意味します。
そのため収入が減少している、転職をしている、開業をしたというかたは審査が通らない可能性があります。

・ローン延滞歴があるかた
住宅ローンの返済をちゃんとおこなっていたとしても、ほかのローンで延滞歴がついていると借り換えができない可能性があります。

まとめ

低金利が続く昨今、住宅ローンの借り換えを検討するかたも多いです。
ただし借り換えたからといって必ずしも得をするわけではありません。
人によっては借り換えではなく、繰り上げ返済をしたほうがいい場合もあります。
最近では借り換えのシミュレーションを簡単にできるサイトも出てきています。
サイトを活用してメリットがあるようでしたら、借り換えをしましょう。

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