昨年1月に税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出して初めての確定申告!
なお事業所得以外の確定申告をしたときの話はこちらのコラムでまとめてあります。
スマホで完結!?
今回はマイナポータルを使ってスマートフォンから確定申告を済ませました。
今年から事業所得や不動産所得がある場合でも、マイナポータルでの確定申告が可能になりました。
一通りの作業をiphoneの画面録画で撮ったのですが、さすがに個人情報満載で載せられませんでした。笑
そのため、画面切り取りをして動画を作成しました。
一通りの作業を確認できるため、これから申告をしようと思っているかたの役に立つと思います。
スマホ申告でかかった時間は?
ちなみに決算書の作成から申告書の作成送信までかかった時間は約20分です。
※事前に決算書は会計ソフトで作成し、転記するのみの状態かつ支払調書など必要書類が整った状態での時間です。
また確定申告の仕組みを理解しているからこその時間で、初めて申告するかたはもう少し入力に手間取るかもしれません。
ふるさと納税のワンストップ特例を忘れてしまったかたや、医療費控除を申告するだけの会社員の申告だったら約5分あれば終わると思います。
源泉徴収票をスマホカメラで撮影するだけでほぼ入力は完結し、寄付金控除もしくは医療費控除を入力すれば終わります。
申告を終えて感じたこと
確定申告に慣れているかたであれば家ですぐに申告ができて便利だと感じました。
動作もサクサクしていてストレスなく使用できました。
3/15間近に申告する場合はアクセスが殺到して、もしかしたら不具合が発生するかもしれないため、なんとも言えませんが。
実際に昨年はサーバーに負荷がかかり、送信作業ができなくなり、新型コロナウィルスの延長と合わせてシステム不具合による確定申告の延長がされました。
一方で初めて申告をするかたはスマホで一人で決算書の作成や申告書の作成作業に不安があると思います。
それならば多少混み合ってはいますが申告期に税務署にいくか、事前に税務署に質問に行って不安を解消しておくといいと思います。
確定申告をして分かること
確定申告で分かることはいろいろあります。
たとえば収入と所得の違いとは?、所得控除にはどういった種類があるのか?、税額控除との違いは?などなど。
会社員のかたは基本的には確定申告をする必要はありません。
会社員が確定申告をする機会はおそらく住宅ローン控除の初年度、ふるさと納税でワンストップ特例を受けなかった、医療費控除をつかう場合かと思います。
個人的には確定申告は税金の仕組みを知るいい機会なので、皆さんにもやってほしいなと感じています。
最近では会社的にも副業が解禁になり、副業をしている会社員も増えてきています。
副業をしているかたは雑収入なのか、事業収入なのかしっかりと判断をして申告漏れがないようにしましょう。
FPとしてライフプラン作成をするのはもちろんですが、確定申告の仕事にも携わった経験もあるため、帳簿づけのことや決算書の作成、申告書の作成など、もし分からないことがあればお気軽にお問合せください。
もちろん税理士資格を持っていないため、必要であれば税理士先生をご紹介いたします。