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9/28(日)10時にはオンラインでセミナーを開催します。
テーマは「後悔しない住宅購入のための資金計画と住まい選び」
~FPと住宅のプロが教える、家づくりの正しい進め方~
下記よりセミナー申込受付中です。
私の相談者様は同世代(20~40代)が多いです。
しかし最近、自社とは別のお仕事で50~60代の相談も受けるようになりました。
その中で、50~60代は二極化しているなと感じています。
二極化とは
50~60代となると子どもの教育費の目途が立った方や退職を控えている方、もしくは退職をして退職金を受け取った方が多いです。
そしてライフプランを組んでみると、資産余力があって悠々自適なセカンドライフを送れそうな方と、これを機に一念発起して家計改善に臨まないと老後資金が危ぶまれる方の二極化です。
悠々自適な方は今後何にお金を使っていきたいのかを考えてもらいます。
場合によってはそのお金をどうやって子供に残すのかの相続対策や生前贈与対策が必要になってきます。
効率的に次世代にお金を残す道筋を示してあげるのもFPの役割の一つです。
もちろん、その場合には税理士といった士業の先生との連携は不可欠です。
一方で老後資金が危ぶまれる方は一刻も早く家計改善に取り組まなければいけません。
改善策としては保険や日々の生活費の削減といった支出の見直しや資産運用がメインになります。
それでも難しい場合には働き方の見直しです。
加入している保険の内容を拝見していると、最近自社のお客様では見る機会が少なくなった更新型の保険に加入している方が多いです。
また子どもも独立してそれほど死亡保障が必要ないにも関わらず見直しをしておらず、過剰になっているケースも見受けられます。
また日々の支出も使いすぎているケースが多いです。
支出を使いすぎているというよりも収入が下がったのに生活レベルが以前のままなので結果として支出が高くなっているのかと思います。
一般的には55歳や60歳で役職定年を迎えて年収が下がります。
さらにその先は再雇用契約で年収が下がる方が多いです。
以前の収入であれば問題なかった支出も収入が下がってしまうと資産の取り崩しが必要です。
それに気づかずにいつまでもその家計だと手に負えなくなってしまいます。
時間を味方につける大切さ
50~60代の相談を承るようになって気づいたことは時間の重要性です。
日頃のお客様であれば、時間があるので少ない金額でもコツコツと継続できればそれ相応の運用効果が見込めます。
一方で年齢が上がると同じお金を積み立てたとしても、年数が短いため、運用効果もそこまで見込めません。
そうなると入金力を高めるしか方法はありません。
しかし入金力を高めるにしても、その資金がなければ元も子もありません。
老後になればなるほど家計改善の道筋を建てるのが難しくなります。
資産運用で大切なこと
資産運用をする際には時間を味方につけるのが重要です。
また入金力を高めることも大切です。
この2つを達成できれば老後資金を準備できます。
一方でこの2つを達成するために日々の支出を過度に絞ってストレスを抱えてしまってもいけません。
ご自身の家計の場合には、どのくらいの金額であればストレスなく貯められるのか、またその金額を資産運用に回したら将来的にどの程度資産が増える可能性があるのか、一緒に考えてみませんか?